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大学での実践

2016年9月27日 (火)

教員免許状更新講習感想文-その9-

 ちょっとのんびりしていたので、掲載するのに長期間かかってしまいました。教員免許状更新講習感想文、その9です。今回で、全受講者のみなさんの感想文となります。

 それぞれに、1コマ毎に書いてもらった感想文です。

★T.Tさん

Ⅰ わたしは、実習助手として勤務しており、学級(HR)の取り組みはしていませんが、部活動でサッカー(女子)の副顧問をしており、その活動について感じたことがありました。
 今年行っていることは、保護者への情報発信は頻繁に行うようにしています。
 また、保護者と生徒とのかかわりを大切にしています。
 村末先生の 学級通信の取り組みを見て、子ども、保護者、教師と互いの情報、感動を共有することが、子の生きる力につながっているように感じました。

Ⅱ 南中ソーランの PTAの協力、それにこたえようと頑張った子どもたちが良くなっている姿に感動しました。また、地域の老人ホームやロケットマラソンの前夜祭などでソーランを踊ったことが、子どもたちの自尊心を高められたんだと思います。また、子どものやる気を出させるために、入り口を彼らの入りやすいところに設けるやり方を、私も実践したいと思います。

Ⅲ 金森先生は、子どもに考えさせることを大事にしていたように感じました。授業をさぼった事件、悩みの作文を書かせ、発表し、クラスで共有したこと。すごく勉強になりました。
 エネルギーやストレスを発散させること、不安や孤独を共有することで、子どもに安心感を与え、クラスの子が明るくなっていった姿を見たときに、すごい方だと思いました。
 大人が問われないといけないということは、私も感じています。

★T.Kさん

Ⅰ 学級通信で、友達(子ども同士)のかかわりや子どもの家庭の様子、見えないところが見えるようになり、さらに子ども同士、家族とのつながりが持てる場面がみられるのが素晴らしいと思いました。
 家庭での困り感(保護者、児童)と学校での学習がむすびにくい時、保護者から協力が得られなかったりするのかと思いました。
 地域とかかわる良さや楽しさが、児童や保護者にも感じられる、かかわりの持たせ方、コーディネートが必要だと感じましたし、どんなかかわりが必要なのか考えていく、見つけていくのが課題だと思いました。
 その見つけ方の例を、学級通信から見せていただきありがとうございました。

Ⅱ 道徳や教科をからめて、「いのち」の授業を構想したことは素晴らしいと思いました。構想しても、それを実際に子どもたちしてもらう(育てる)など、大変な準備がいると思いました。
 その準備や手順(育て方、料理、学習)に地域の専門の方々を呼んで授業してもらう方法は素晴らしいですね。自分ひとりだとできないことが、実際に自分が育ててかかわることや家族の生きざまを見ることで「いのち」を考えていくことが大切だと感じました。

Ⅲ ビデオの金森先生の授業をから子どもたち一人ひとりを見つめて、子どもの抱えている内面の問題を表出できる教室になっているすごさを感じました。心の表出がとても難しいので、私のクラスでもなぜ友達を言葉や態度でいじめたりするのかを吐き出したり、自分を振り返ることが難しかったりします。学級全体で遊んだり、行動(体験)をより多く持つことで、自分をさらけ出せる環境を作り出せることを強く感じました。

★T.Iさん

Ⅰ 授業や学級中心をとおして、ことをも、保護者と「豊かな」コミュニケーションを図っているところは、同業者として共感もありましたし、参考にもなりました。いくつかの詩は、「うちあたい」(沖縄方言で、「耳が痛い」「思い当たって胸が痛い」の意)しながら、聞いていました。
 教員のメンタルヘルスや、多忙感・多忙に関しては、上(文部科学省)の問題もありますが、教員にまじめな人が多いが故の自分たちで、仕事を増やして、(ガンバリズム、量を追う、一生懸いのち)お互いの首を絞めてる感、部分もあるのでは。かといって、効率化してしまうとか、上手な提案や声かけもではない自分に嫌気がさして悪循環に陥ります。

Ⅱ にわとりの授業は、非常にダイナミックで、子どもたちにも心に残る取り組みだと思いました。ただ、このにわとりを使った授業は、農業高校での実践は聞いたことがあり、小学生には発達段階としてどうなのかなと感じました。定番化しているかも知れませんが、やはり、小学校段階では、どうしても「ペット化」してしまい、殺して食べるという直接的なことを学ぶ/学ばせる意義や必然性は、本当にあるのかなと、どちらにしろ普通小学校では、このような様々な実践ができることをうらやましく感じます。やろうと思っても、制限のとても多い、肢体不自由学校ではできないので。

Ⅲ 金森先生のVTRを観て。私自身の小学校6年生の時の担任の先生が、ちょうど金森先生と年格好、背格好の似た50代の男性教師であったことを思い出しながら見ていました。
 あの当時、多感であったのもあり、とても印象に残っている先生であり、同時に、自分自身が、いくつかの小学校で担任をしていた時のことも、重ね合わせて見、考えました。教科指導というよりも、子ども一人ひとりを大事な存在としてコミュニケーションしていて、自分はどうだったんだろう、至らない所もたたあったし、失敗もしたなと思いました。奇しくも、金森先生が「失敗しない人は学校に来なくていい.先生が先に失敗するから云々」と言っていて、あっ、このような接し方は、自分はできなかったな、でも、これから出会う子どもたちには、そのように接したいなと思いました。

★R.Kさん

Ⅰ 親子の関係づくりは、本当に難しいと実感しています。血はつながっているが、人格は当然別なので、一教師であるとともに、よき父でなければと痛感しています。
 文学の世界では、志賀直哉や阿川弘之の親子関係の葛藤が有名ですが、その内容がよりよい文学作品に昇華されています。この講義で触れられていた、Tさん親子のやりとりに、その一端が感じられて、コミュニケーションの大切さと、そこからアイデンティティーについて考える重要さを実感しました。

Ⅱ 「鶏の飼育から学ぶ」「より身近な文化活動から学ぶ」ことについて話されていました。そのことから見えてくるのは、“私”について、そして“いのち”について考えることなのだと、私は思いました。いのちがつながってきたから“私”がいて、地域の中で育ってきたから、“私”がいるのだと思いました。そうしたことを学校で行う、しかも家庭・地域と連携して行う重要性が、さらに増していると痛感しました。やはり教師は、授業で勝負するんだと改めて感じました。

Ⅲ 私の姉が小学校の教員なので、その話を思い出しながら、金森先生の実践を拝見しました。金森先生が大切にされているのは、次の2点かなと思いました。それは、「悩みを共有する共同体づくり」と主人公は子どもなのだから、生との活動を徹底して「待つ」ということです。私たちは、成果を得ようとするあまり、正解らしきものを示してしまう傾向があると思います。そうではなくて、生徒目線で考えさせる、行動させる難しさと大切さを、金森先生の実践から感じ取りました。

2016年9月21日 (水)

教員免許状更新講習感想文-その8-

教員免許状更新講習感想文、その8です。

★K.Tさん

Ⅰ ストレス社会の中で、子どもたちに「生きる力」を省くためには、どうアプローチいけばよいかがよく分りました。
 日常の学校生活の中で、子どもたちに豊かな学びの場を保障し、それを、他人と共有させることが大切だと感じた。他者とのつながりを築かせるためには、家庭と地域とのかかわりが欠かせない。今回の学級通信を通した家庭とのかかわりの実践は、とてもわかりやすかったです。日常の学級づくり中で、家庭、地域との関わりを意識していきたいです。

Ⅱ 「生きる力」を育む、豊かな学びを行うためには、まず、子どもたちの実態に合った課題を、子どもたちと一緒に作ることが大切だと思いました。
 また、課題解決を通して「生きる力」を育むためには、家庭、地域の協力の必要性も理解できました。
 やはり教育は、学校、家庭、地域が共に行なうことが重要であると再認識しました。

Ⅲ いのちの大切さを、子どもたち伝える実践にとても感動しました。学級の子ども一人一人に、真剣に向き合い愛情を持って指導していくことの難しさ、大切さが伝わりました。
 豊かな人間性、豊かな心を育てるためには、「教師と子どものかかわり」「子ども同士のかかわり」が重要であるので、そのことを念頭において、今後子どもたちと接していきたいと思いました。

★Y.Uさん

Ⅰ 今年も最近、自分の仕事について考える機会がありました。教師というのは、職業であって、仕事は「生徒のために行うこと」であるということを学びました。この講義で、児童を中心に、村末先生と保護者のやり取りを聞かせてもらいました。子どもを中心に、子どもたちが学校にくる楽しさ、今日も学校に来てよかったという機会を、いかに先生が教室内に整えてあげるのかがとても重要だと感じました。または、その様子を、保護者に伝えることで、協働して学級づくりが進められる。ぜひ自分の生徒指導にも取り入れていきたいです。

Ⅱ 子どもが何に関心を持っているのを見抜き、そこから少しずつかかわり方のヒントを探っていき、子どもたちの「笑顔」が生まれてきた。子どもたちがやりたいと求めている方をに、一緒に向かっていくことが教師として大切なことだと実感しました。私も、離島に勤務中、鶏ではなく山羊で同じような体験をしました。生徒の気持ちも日ごとに変化し、お互いのぶつかり合う場面もありました。でも、その体験を通して、子どもたちは成長していくものだと思います。「いのち」について考える授業は、とても大切だと思います。

Ⅲ 生徒一人一人に、真剣に向き合う姿に、教師という職業の目指すべき道を示していただいた気持ちです。金森先生は、生徒一人の人間として尊重して接していました。また、自分の考えを相手に押しつけるのではなく、辛抱強く相手が心を開くのを待ち、タイミングを見て子どもたちに接していました。そして、何よりも子どもたちを信頼している姿に感動しました。

★M.Tさん

Ⅰ 学びのステージを豊かに作るということで、物理的、心理的に安心できる空間を作り出すとおっしゃったのが印象に残っています。そのことを、先生の実践からしっかりとうかがうことができました。学級通信の「天までとどけ」を通して、ここまで家庭と連携して、学校と家庭だけでなく、家庭と家庭とをも連携し、協働できるんだなあと感じました。みんながみんなで伸びていくためには、家庭、地域との連携を協働なしではなしえないということを、強く実感した講義でした。

Ⅱ 講義を受けていて、一学期に担当する学級で起こったことを思い出し、反省をしています。いつもは元気な児童がお休みしたことがありました。その1週間ほど前に、母親に求め涙を流しながら登校していたので、心配して電話を入れると、「死ぬってどういうこと」という質問があったので休ませたとのことでした。母親はそれにかこつけ、私の批判を校長室で話していたそうです。私が、「いのち」に対して、どう意識しているか、そしてその指導のためには、家庭との連携が必要ということを学級PTAや学級通信等で伝えておくべきでした。

Ⅲ 金森先生の学級そのものが、社会の縮図になっているなと感じ見ていました。人間の土台づくり、それこそが真の教育だと思いました。学級の子どもたちのことをよく知っているのは、確かに担任かもしれません。しかし、“生きる”“生活をする”という視点で子どもたちを見たとき、ぶこうというのは、その一部に過ぎません。家庭も地域も、子どもたちが生きている空間そのものであるで、連携および協同は当たり前のことだと思うようになりました。どのように進めていくかというところが、具体的課題なんだと、ビデオを通して知ることができました。

★T.Tさん

Ⅰ 「生きる力」について、文部科学省が示すことに対して、疑問を持つということが驚きました。教師が「生きる力」を問い直すことの必要性を感じました。
 村末先生の学級通信、日ごろの子どもの様子を家庭に伝えるだけでなく、それをもとに、子どもたちの考えや親子のあり方を考える、とてもすごい手段だと思いました。学級通信を通して、進んで学校に協力しようと、保護者の思えるのではないかなと感じました。

Ⅱ 「ありがとう、知己」の作文は、とても悲しくなりました。子どもたちに、どのように伝わるほか、伝えられるか、いつか題材として取り組みたいと思いました。
 ○○での実践、小さい学校は、素直で子どもらしくてというイメージがあったので、予想外のものでしたが、村末先生が、子どもたちの実態に合った実践を行ったことで、変容していく様子が分かり、とても勉強になりました。
 現在の学校現場では、年計に載っていないものはやるなと言われたり、とても息苦しく感じていましたが、いつかこのような実践ができれば …と思います。やりたいことができるまで、様々な実践事例を学んでいこうと思います。

Ⅲ 以前、大学の講義で見たのか、見たことあるかも、と思いながら見始めましたが、学校現場で働いて、再度みると、前とは全く違った視点になっていることに気づきました。子ども一人一人に向き合って、そのこの内容を理解しようとする姿勢が、とても勉強になりました。
 子どもたちが、自分の中に抱えている悩みを共有できる場として、教室がその役割を果たしている、学級が安心できる場になっている、とてもすごい! まねできない ! と思いましたが、私なりに、金森先生のような教室を目指してみようと思いました。

2016年9月20日 (火)

教員免許状更新講習感想文-その7-

教員免許状更新講習感想文、その7です。

★Y.Tさん

Ⅰ 地域や家庭の教育力が低下している今、体の中に感性が先にある体験を学校で意図的に支援していくことが必要であり、その中で感動の共有で育つ、基本的自尊感情が生きる力の大事な要素であるとわかりました。学校では、遅刻という印象のHさんの背景にある、Rさんへの思い、その優しさを友達は知ることで、Hさんの経験、思いを共有し、自分の中にも、強く生きる思いや兄弟を大切に思うことや、その振り返りになったと思いました。Sさんの日記から、その思い、母の思いを共有することで、各家庭、地域へと考えるきっかけ作りにあり、本来の教育はその時間内のことだけじゃなく、その背景につながっていき、日々の生活に根付くものだと考えさせられました。

Ⅱ いのちと向き合ううえで、死は避けられものないで、死を受け止めることこそ、よりいのちを大切に、力強く生きていく力がわいてくるのだと感じました。そして「いただきます」を考えるために、鶏を育てる授業 …子どもたちが、実際に育て、学びながら、食べるかどうかの決定をする。その一つ一つに、子どもたちが真剣に向き合い「いのち」をとらえていく姿が印象的でした。心に響く教育、生活に密着した教育、地域とつながることで学びも大きくなっていると感じました。

Ⅲ 子どもたちは、さまざまな環境で育ち、いろんなことを抱えながら学校に来ていることを再実感しました。悩み、気づき、考えながら、いのちの大切さ、生きるということ、人や自然に時間をかけて向き合うことで、子どもたちの心は結ばれ、自分の気持ちを逮捕し、悩みを共有することで、一人一人の心が強くたくましく豊かなものになっていました。課題の多い社会だからこそ、子どもたちの心、背景を受け止め、生きていくうえで大切な力をはぐくんでいかなければいけないと感じました。教師に与えられた使いのちは大きいと感じ、私自身を問いながら、子どもたちの内面を見つめ、金森学級のような理想の学級を追い求め、勉強していきたいと思いました。

★N.Kさん

Ⅰ 学級づくりから「生きる力」を育てていくには、仲間と一緒に身の回りに起る出来事を共有したり、共感したり、考えたり、学び合っていくことなんだと思いました。それを、家庭や地域広げていけることは、とても大切。無関心でなく、起こった出来事に心を留め、自ら考え、それを言葉にする力を育てていけたらいいなと思いました。

Ⅱ 「鶏を育てて食べるか食べないか」という経験をした子どもたち。そこには、いろんな教科として学びも越え、「いのち」に触れるという生の学びがあって、この子どもたちにとってかけがえのない経験をしたと思いました。教師が一方的に教えていくのではなく、子どもたち自身が考え、または、仲間と一緒に考えていく中で、たくさんのことを学んだと思いました。
 南中ソーランのお話しでは、教師がよかれと提案していても、子どもたちの心に響いてこそ、その経験や、出会いが生かされていくこともわかりました。

Ⅲ 「いのち輝いて」… 感動と共感であふれた時間でした。子どもの時にしかできないことをさせたり、自分たちのやりたいことを自分たちでさせたり、子どもたちが主体性を持って取り組む姿に、とても感動しました。感情を素直に出すことができる場所であったり、それを共感したり、意見してくれる仲間がいたり、教師が一人で作るのではなく、導きみんなで作っていく感じが、この子どもたちの笑顔につながっているのだと思いました。職場の仲間や、我が子にも見せてあげたいです。

★M.Iさん

Ⅰ 特別の題材を提案するのではなく、子どもたちの日常の活動の中から題材を設定することに大きな意味(意義)を感じました。
 Sさんの卵事件は、本人→クラスメイト→保護者まで巻き込んでの「いのち」の授業。とても感動しました。「学びのステージを豊かに作る」視点や、学級通信の内容で、子どもたちが大事にされていることを知りました。家庭と連携し、子ども・親の思いを共有し合う場の設定を心掛けていきたいと思いました。

Ⅱ 子どもたちは「認められている」「大事にされている」と感じると、必ず良い方向へ変容していくことがわかりました(南中ソーラン)。
 保護者や地域の方々と連携していくことで、子どもたちに安心感を与え、いろいろなことにチャレンジできる子どもたちに育っていくことにも感動しました。「いのち」の授業(教育)がいろんな場面(教科)でつないで展開していくのはとても参考になりました。

Ⅲ 金森先生のすべてに感動した。達ちゃんの最後の言葉に涙が止まらなかった。子どもたちの言動を、教材化し、学級全体で共有していく。些細なことだが、みんなで考えていくことで、他を大事に思う心が育まれていくのだろう。
 川への飛び込み、山で寝転がる等々の体験は、「生きている」実感につながる。豊かな体験をみんなで共有できる場の設定。すべてが素晴らしく、参考にしたいです。

★K.Yさん

Ⅰ 「1年間かけて『生きることは素晴らしい』ということを教える」という学級経営、改めてすごいこと、でも必要なことだと思いました。
 学級通信も、担任と子どもたちのキャッチボールができるような作り方で、家庭までも巻き込んでいくことも、担任としての策だと思いました。子どもを理解するうえで、家庭についての理解は必要で、連携も不可欠。通信の果たす役割の大きさにも驚きでした。
 子どもたちの発想力、語彙力も伸びるものだと思いました。

Ⅱ 「総合的学習の時間」を活用して「いのち」のテーマを取り上げ、実践することの素晴らしさ、やりがいを知ることができました。教科を網羅して、一つのテーマに迫っていくことは、小学校だからできることとは思いましたが、中・高でも必要なものだと考えます(いのち)。
 「高校生のような小学生」でも、実はやっぱり小学生。いかに周囲がかかわっていくかが重要なことだと実感しました。現場での先生の実践、素晴らしいです(南中ソーラン)。

Ⅲ 金森先生の実践を見て。子どもに常に寄り添う先生の姿は理想で、自分の30年にもそのようなことがあったか、振り返りました。小学生であっても、先生の言葉(重みのある)がしっかり伝わっている …小学生だからでしょうか。教師としての言葉の使い方、感情の出し方、行動など「教師ならばこうあるべき」を実践していることに感動しました。子どもたちにとって魅力的な教師とは…日々考えて、務めます。貴重な資料をありがとうございました。

2016年9月18日 (日)

教員免許状更新講習感想文-その6-

教員免許状更新講習の感想文、その6です。

★A.Nさん

Ⅰ Hさん、Sさんどちらの実践からも教育と子育てを意識的につなぐことで、これが家庭、地域との連携、協働ということを感じました。日常の学級づくりの一つとして、学級通信の果たす役割も大きいなと思いました。学級通信で、保護者と教師がつながり、さらには保護者と子ども、保護者同士のつながりも生まれ、とても良い相乗効果が見られました。

Ⅱ 実践2-にわとりの「いのち」を見つめた6カ月が印象に残りました。にわとりを飼うことで、にわとりの「いのち」について考え、その過程を通して子どもたちも自分の「いのち」について考えることにつながったと思います。
 この実戦でも、地域の方、保護者の理解と協力があってこそ成り立っているので、家庭、地域との連携と協働が図られていると感じました。

Ⅲ ビデオを見ての監査は、金森先生は情熱と愛情をもって教師という仕事をされているというです。教師の一生懸いのち子どもと向き合う姿がかっこよかったです。教師と子どもの信頼関係がしっかり築き上げられているから、子どもの本音(本心)も出しやすい雰囲気が作られているのだろうと感じました。

★T.Sさん

Ⅰ 講義を受けるまでは、家庭との連携と聞くと、教師と保護者という関係しかイメージを持てなかった。講義での実践事例を聞いて、学級通信を利用して生徒と保護者、保護者同士、教師との連携もあると、新しい発見があった。今までの学級通信では、毎月一回発行して、今月はどんなことがあった。来月はこんな行事があります。一方向の情報しかなかった。次からは、保護者同士も含めた、双方向の情報を提供していき、教師と保護者、保護者同士がやりとりできるもので目指していきたい。

Ⅱ 「いのち」の教育について、本日の講義でも紹介されていた「生き物を育てていのちをいただく」など、非常に興味深い実践を聞くことができ、よかった。私は現在、特別支援学校に勤めている。「いのち」の教育についての実践事例は、小学校段階では耳にするが、特別支援学校(高等部)での事例はあまり耳にしたことがない。小学校段階以外での実践事例などがあれば拝聴してみたいと感じた。

Ⅲ 学校と地域、家庭との連携及び協働をするためには、それぞれの情報開示が必要だと感じている。スポーツなどでもそうだが、相手のことを多少なりとも知っていないと、連携は難しいからだ。しかし、近年、個人情報保護などが問題になっている。そのため、学級通信などで、保護者からの意見や家庭でこんなことがあったと載せるためには、保護者や生徒との信頼関係をることが課題になると感じた。

★A.Hさん

Ⅰ「生きる力」を育てるためには、やはり子どもたちに心が震えるような感動体験や、人や物、自然などと触れ合うことで感じられる気づき・想いをたくさん体験させることが必要だと思う。たくさんの様々な触れ合いが基盤となって、「他者や物事」と「自分」とのつながりを感じ、そこから周囲との共感(共有)生まれ、「いのち」の重みや大切さ、「生きていることの意味」を感じられると思う。子どもたちにふれあいの機会、つながりを実感する機会を、意識的に作っていきたい。子どもを通して、親と学校、親と親をつなぐこともできることを再確認できた。

Ⅱ 種子島の実践例では、「子どもたちの文化に近づけた取り組みをしたからこそ成長や変容につながった」という先生の言葉が心に強く残っている。子どもの実態をよく観察し、子どもたちに合った教材や仕掛けを見つけていくことが、教師の第一の役割だと感じた。
 「ソーラン節」も「にわとり」の実践も、共通していることは、やはり「子どもたちを思い、よりよく育ってほしいと願う気持ちは、学校も保護者も地域の人も同じだ」ということ。子どもを中心として、「子どものため」を一番に考え行動していけば、親も地域も協力してくれて、つながりができると思う。

Ⅲ ひとコマ目の授業での「人や物・自然とのふれあい」が実践されている金森学級だった。友達とのつながりをしっかり感じられるような、日々の実践の積み重ねがあるからこそ、友達や先生、本当の悩みを打ち明けられる(自分自身の弱いところをさらけ出すことができる)し、友達の悩みにも真剣に向き合って、自分の思いを伝えることのできる関係性ができたのだと思う。自分自身と向き合う、そして、相手と向き合うことのできる子を育てていくためには、教師である私自身が、自分と向き合う姿を子どもたちにも見せていくことが必要だし、大切だと心から思った。

★R.Tさん

Ⅰ 「生きる力」が変容していく中で、「生きる力」とはどういうことなのか考え直す機会が持てました。学力向上を一方で取り組みながら、子どもたちに豊かな感動体験や社会体験をどのように実践させることができるか、非常に狭い視野で考えていたと思います。
 しかし、今日の講義で、「生きる力」=いのちの土台となり得るものが豊かな学びの経験や、人とのかかわりで生まれる感動の共有の積み重ねであること、その共有できるが、空間を、教室で演出できるということが、今後の励みとなりました。教師(学校)、家庭(保護者)、地域(大人)が、一つの空間(教室)でつながり、何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動する協働を目指し実践していきたいと思います。

Ⅱ 授業の中で「学び」を通して「いのち」の尊さを知る実践に感動をいたしました。子どもたちが、日ごろ教科で学習していることを、社会に出て活用していく力を育てていくことが大切です。机上だけでなく、様々な活動等を本物に触れさせ、体験させることを、地域の保護者を含めた様々な人材を学校の中に巻き込み、ともに活動していく重要さも改めて実感しました。生きた、本物のいのちの大切さを目の当たりにすることで、子どもたちの今後の生き方に大きな力を与えたものと思い、そのことで教師も感動を力にすることができると思います。

Ⅲ 金森先生のVTRを見ての感想。子どもたち一人ひとりを大切にし、一人一人にしっかりと光を当て、守り育てる姿に感銘を受けました。子どもたちに、心を開かせ、エネルギーを発散させる、多くの体験を通して、子どもが自ら判断し、考え、行動するには、また責任を持たせること。教室では、仲間とともに共感し、共有してもらうことで、つながりを実感し、生きる力を育てている実践力の素晴らしさを知り、感動しました。

★K.Tさん

Ⅰ 学級づくりで、生徒のみでなく、保護者との通信も含まれていて、とても参考になった。やはり、どんな言葉のキャッチボールができることが大事だと思った。学校教育を学内で閉じずに、社会に開かれ共有、連携しながら行うのも難しいと思うが、できることから進めていけばと思う。

Ⅱ いのちの学習、実践構想について、やはり、自然とのかかわりを原点に考えるべきだと思った。六つのテーマを通して、連携及び協働を考慮しないといけないことを切に感じた。
 二つの事例にとても感動しました。対応の難しい子どもたちをいかに盛り上げていくのか、やはり子ども目線に降りて、合わせながら引き上げていくことの大事さを知りました。その時、生徒はもちろん、保護者、地域までつなげてやっていくことで成功したんだと思います。その一つのにわとりに関しても、食育や総合の授業でなく、最後まで何度も討論して進めていったのが感動しました。やはり、いのちの大切さを生徒なりにとらえることができたと思います。

Ⅲ 金森先生の授業実践を見て、本当に子どもたちをじっくり見て、受け止めて、授業を行っていることがわかった。生徒一人一人に光を当てて、何か問題が起きた時には、チャンスととらえ、みんなで考えさせ、共感させることの重要性を感じました。これからにが、生徒への向き合い方を大事に行いたいと思います。また、紹介された本を読んで、実践に生かしたいと思います。ありがとうございました。

2016年9月17日 (土)

教員免許状更新講習感想文-その5-

 少し間があきました。教員免許更新講習、感想文その5です。

★M.Sさん

Ⅰ 私が先生になった時 …この死を知ったのは、実は何年もたってからのことだった。先生という職への使いのち感、理想論を掲げながら、がむしゃらに前進 …。しかし、そこには、子ども(生徒)、親、私自身がかみ合わないで披露ばかりがました。詩を知ってから、同僚と目標に向かって会話が増えたころから、自分は変わった気がする。自分自身も、子を持つ親として苦悩の連続であった。だからこそ、親を理解することが、子を理解することにつながること、子が変われば、また親も変わっていくことを経験した。村末先生の実践は、私がやりたかったことであり、やり遂げることができなかったことでもある。通信を通して、学校での出来事、生徒の考え方を発信、何が起こっているかを共有、共感してほしかったからだ。残念ながら、発行が少なく、30名以上の親へうまく伝わるか気になるのだ。信頼の中で親が本音を話してくれる経験をした。あと残る教職生活で、悔いの残らぬ実践をしていこうと思う。一方通行ではない発信を心掛けたい。

Ⅱ 「死」を通して「いのち」を学ぶ、生きることの大切さを学ばせるという有意義な講義でした。村末先生の授業は、常に今、タイムリー、タイミングを計りながら、教科領域を「視点」を意識、変えながら柔軟に指導する、いえ共に学ぶを感じました。この指導法こそ、子どもたちが勉強している感じはしないけれど、記憶(心と頭と体で)している、生きる力の指導なのだと思いました。
 また、それらの授業は、地域や外部の力、保護者の協力があって、より効果を発揮するのだということも再認識。ただ机上で悩むより、教師自身は他者と触れ合い、ゲストティーチャーを開拓することも大切であると思う。

Ⅲ 金森先生ビデオの感想。学級経営にシナリオはない、型(想定)はあるが、内容は千差万別である。先生の信念、どう生きるか、生きていることに感謝できるのかの関わりを見せてもらった。生と性と死、全く別の大きな課題であるが、つながっていること、時代によって子どもは変化していること、それに苦悩する姿もあり、筋書きのない現場での体当たりの生きざまも見ることができた。
 人を愛することのできる人を育てることを教えられた気がする。
 課題 …地域連携のためには、学校組織として、職員一丸となって取り組まなければならない。1年間だけの付き合いではないからである。

★K.Sさん

Ⅰ 学級通信でも子ども同士の考えを思いの共有、さらには保護者も巻き込んだ家族の思いに感動しました。教師の思いが、子どもたちが家庭にも届いていることが伝わりました。

Ⅱ 「いのち」の教育の実践が素晴らしかったです。道徳の授業で、ある人の生き方と死から「生きる」ことにつなげる内容で実践した経験がありましたが、今日の内容を聞いて、さらに深く生徒の心に近づける授業をしたいと思いました。鶏の実践も、生と死を目の当たりにし、私たちのいのちのためにいのちがあることを実感できる、長期の実践に感動しました。

Ⅲ (金森先生の学級経営を見ての感想)一人一人が認められ、温かさもある学級に感動しました。子どもたちを否定せず、個性を引き出し、子どもたちが自分の弱味さえもさらけ出せる信頼しあえる雰囲気づくり、学級経営が素晴らしかったです。
 人間性をはぐくむための土台作りが、教育の中心であることが強く印象的でした。

★R.Sさん

Ⅰ 「生きる力」をはぐくむには、本人だけではなく、地域、保護者との連携と協働が不可欠だということを確認できました。子どもたちの今に寄り添い、子どもたちの将来を想像しながら、実践的に取り組んでいかないとなと思いました。
 また、たくさんのことを体験し、その中で、感動を共有していくことで、自尊感情が芽生えていくこともわかりました。子ども同士だけでなく、親子での共有体験も、学級通信などでできていく、つながっていくと思いました。
 そして、教育実践の場で、子どもたちに、「人との出会い」の場を与えていく必要があるとわかりました。人との出会いの中で、子どもたちもどんどん世界が広がり、多くの体験にもつながっていくと感じました。

Ⅱ ○○小6年生の子どもたちが変わっていく様子を聞いていく中で、やはり自分が理想とするものや、教育実践の中でうまくいっていたものも、子どもたちに行っても通用しないということが実感できました。その子どもたちに合わせた取り組みをすべきだと思いました。この子たちは、親や地域の人たちの期待、自分たちは喜んでもらえる存在だと知ることで、それにこたえようと懸いのちに取り組めたと思います。そこにはやはり、3人だけでなく、保護者、地域との連携が必要であったと感じます。また、鶏の「いのち」をつなぐ実践では、いのちのつながりだったり、筋書きのないドラマの中で、子どもたちは、生きるいのちの大切さを肌で実感できたと感じました。ここでもやはり、学校だけでなく、保護者の理解、地域の協力がなければこういった実践もできないなと思いました。地域と家庭をつなぐ場を学校がたくさん作っていく必要性を感じました。

Ⅲ 金森先生のビデオを見て、ただただ感動しました。こういったことを、日々の授業の中、またはそれ以外の場で取り組んでいらっしゃること、熱い情熱、子どもへの愛、多くのことが心に響いてきました。新しいことにチャレンジする、子どもたちの生き生きした姿、クラスで起こったことを全体の問題として取り上げ、全員で話し合う姿、笑う時、泣くとき、全員でその気持ちを共有していくこと、なかなかできることではないなと感じました。一番印象に残ったのは、クロスみんなの前で、自分をさらけ出して話すこと。他人の悩みや悲しみを、みんなで共有する。そのことで、不安を取り除き、安心できる教室の雰囲気ができている。先生も、その教室の中でたくさんのスキンシップも取りながら、子どもの不安を安心に変えていく。すばらしいなと感じました。自分も、二学期から、今日学んだことを少しでも子どもたちに還元していきたいです。

★A.Kさん

Ⅰ 資料「天までとどけ」の 60号からの親子、友達も含めての卵とホッカイロをめぐってのくだり、通信を通してここまで子どもたちの心の動きを感想に正直に書かせることのできる村末先生の手腕のすごさを感じます。沖縄の小六との違いをひしひしと感じました。また、お母さんのお手紙からも、心の動きがよく感じられ、コミュニケーションがここでみっちりとれていることが素晴らしいと思いました。
 先生と子どもだけでなく、親を巻き込むことの実例をありがとうございます。学級通信を発信のみととらえず、相互コミュニケーションの手段として使うことで、子どもと親の学校の有意義な連携ツールになることを教えていただきました。

Ⅱ 2005年の鶏の「いのち」を見つめた6か月の実践を非常に興味深く拝聴しました。食を中心に、社会科、算数、体育、理科にまで関連させて授業を展開できること。その後、討論会では、子どもたち自身で最初と違った結論を導き出すに至ったこと。そのすべての流れがとてもドラマに満ちていました。最後の討論会では、子どもが非常に揺れ動いていたことがはっきりと作文で表現され、胸を打ちました。○○○さんが、「みんなに合わせて“殺す”を選んでいたけど、やはり自分の気持ちに正直になる」といったくだりが、素晴らしいと思いました。一つのいのちに、しっかり向き合うことで、自分のいのちや、気もちにも真正面から向き合えるようになっていく学びを見せていただきました。

Ⅲ ビデオの感想です。金森先生の実践の中で、二つ心に残ったことを記します。一つ目は、授業の端々に、子どもたちに作文をよく書かせていたことです。しかも、ここで深く考えさせて、もう一歩突っ込んで書かせる声かけを行っていたことが印象的でした。村末先生の学級だよりからも感じたことですが、子どもたちが非常に内省的で、自分を深く見つめている心の動きが、作文に表れていると感じられました。
 二つ目は、身体を自然にゆだねて、五感すべてを使っている時間が多かったことです。時代的な面もあるかと思いますが、今の時代ではできないような川の飛び込みなどもあり、とても思い切った授業だなと感心しきりでした。現代では、金森先生のようにはいかないと思いますが、少しでも教師と生徒が一体となって体験できる時間が持てるよう努力と工夫をしていけたらと考えさせられました。

2016年9月 9日 (金)

教員免許状更新講習感想文-その4-

免許状更新講習感想文その4です。

★T.Gさん

Ⅰ 文科省が求める「生きる力」の捉え、そして、教員に求められる資質がこの10年間でも大きく変容していることに、とてつもなく不安と憤りを感じた。最も安心と安全が守らなければならないはずの学校が、過酷な現実に直面しているのかであるからこそ「生きる力」をはぐくむ教育に取り組んでいかなければならないことも改めて実感した。そのためには、子どもに向き合う教師一人一人が「生きる」ことの意味を考えること、「生きる力」を問い直し、目の前にいる子どもの今と未来に結び付けるという、「感性」と「配慮」の上に、実践を積極的に作り出し、愛情を届けることが大切だということを再認識した。さらに、教師は価値ある出会い、意味ある出会いを意図的に準備すること、そのためには教師自身が人間として豊かに生きることが重要であることも学んだ。

Ⅱ 地域は変ぼうし、家族も多様化、科学、医療技術も進歩している現代社会で、“いのちを見つめる”“いのちの教育”が、今こそ必要であることを実感した。ほめたり認めたり、成功体験を積ませて、社会的自尊感情を膨らませることではなく、感情を共有する体験、つまり共有体験を繰り返し、何度も体験していくことで、基本的自尊感情をはぐくむことが大切だということを、「知己君との出会い」「南中ソーランのとりくみ」そして「いただきます」を考えるための鶏との 6カ月間の実践活動から学ぶことができた。自分自身の今後の実践にどうつなげられるか考えながら聞きました。

Ⅲ ビデオの最後に映し出された、たっちゃんの卒業式と、そしてうれしそうな笑顔…。とても感動したのは、クラスのリーダー的存在でもあったのに、授業をさぼってしまったはせ君の心の葛藤を、初めて作文に書いて、先生に涙を見せていたシーンである。それから、数名の人が、自分の悩みを自然に仲間に語り、泣き出している場面には「やっと楽になったね~」と、うれしくなりました。子どもたち一人ひとりか、議論の悩みを抱え、それにどうやって向き合っていけばいいのか、誰にどうやって伝えればいいのか、きっとわからないまま流され、それが、ストレスとなってマイナスの方向に走ってしまう現状がある。子どものエネルギーをプラスに変える、心から聞いてくれる仲間、日常の中で自然に体現している仲間との関係性を育てることが課題にといえる。

★S.Gさん

Ⅰ まず、先生の実践されてきた学級通信「天までとどけ」を読んで、子どもたちはもちろん、保護者の方々も巻き込んでの感想が実にリアルで本音を打たせているなと驚きました。特に、卵の件は、すごく突っ込んだところまでやられているので、先生の本気さ、伝えたいことがあるんだという情熱を感じました。多様な価値観があり、自分のやっている教育実践を本当に正しいのか …、子どもたちにとって良いものになっているか不安に感じることもある現実ですが、一つ一つ丁寧に立ち止まって考えながら、今後も努力していこうと思いました。

Ⅱ この講義を受けて印象に残ったこと、再度考えさせられたことは、教師が思い描く、あまりにも子どもたちの実態からかけ離れた世界では、子どもたちの心は動かないということ。最後にはそのステージまで連れていきたいが、スタート(入り口)は、子どもたちの文化の側に用意してあげることも、一つであるということ。そしてやはり、村末先生のおっしゃる通り、WIN- WINの関係であるということで、地域も家庭も巻き込んでやっていく、だから楽しいし、意味があるものになっていくかと感じました。

Ⅲ 金森先生の本も持っています。私自身も、すごくあこがれて、こんな教室にしたい!子どもたちが日々の生活の中で抱えてしまった悩みや苦しみを打ち明けられるような安心感のあるクラスしていきたい !そう思っていますが、現実は程遠いです…。しかし、少しずつでも、子どもも安心できる、心から名残惜しいと思えるようなクラスを作っていけたらと思っています。私は、私なりのやり方で実現していきたいです。
 村末先生、一日講習ありがとうございました。

★K.Kさん

Ⅰ 今日の講義の中で、一番共感したのが、1996年の「生きる力」をはぐくむ教育が、問題解決学習に始まり、1998年の豊かな人間性、ゆとりある教育、確かな学力と10年間で変容しているというお話しに、「その通り !」と思いました。しかし、教師自身が「生きる」ことの意味を考えることが大事であり、そこから「生きる力」を問い直すというお話しにも深く共感しています。先生の実践には遠く及びませんが、日常の中から、家庭、地域との連携を考え、緩やかに実践しています。最近では、「ヒーローの力」を借りました。特別支援学校に「ウルマーさん」(ヒーロー)を招きました。ヒーローに、子どもたちはくぎ付けになり、ヒーローの言葉を待ちます。ヒーローに扮したうるま市青年会の若者が、子どもたちに「いろんな経験をして、1日1日を大切に生きよう!」と語ると、子どもたちは目を輝かせていました。その日1日だけは、子どもたちは自分を大切にしている様子でした。

Ⅱ 「鶏を食べることができるか?」この有名な実践は、何回かマスコミを通して知っていました。その実践した本人から、「生」の学習の講義を聴くことができ、うれしく思いました。長い取り組みから生まれるハプニングをも、上手に「学び」に変化していける力量が欲しいと思います。先生の講義から、幼稚園教育の「レッジョエミリアアプローチ」を思い出しました。前半のお話から、試行錯誤しながら子どもたちに合った実践「南中ソーラン」も子どもを見る力から生まれる授業だと思います。私も、院内訪問学級でまさにいのちと直結した病院の中で、小児科の先生や大学の学生さんたちと、半年かけて「ぼくらの夏祭り」に取り組んだ経験があります。まさに、日々を生きる子との実践でした。懐かしいです。

Ⅲ 久しぶりに金森学級のテレビを見ました。最初に見た時の感動はないのですが、やはり良いです。このような授業をしたいと、何度も何度も試みて増設と自己満足を繰り返しながら続けてくる中で、自分を第3者的に見る力も少しだけでてきたように思います。ますます厳しくなってくる現代社会や、学校業務の中でどこまで金森先生のように実践できるのでしょうか。一番の課題は、教師の多忙かと考えます。若い先生に、子どもたちにもっと体験をと促しても、「責任はどちらに」との答えが返ってきます。実際に、管理者も、家庭、地域との連携とうたっていても、新しい取り組みなどは慎重になろうとする傾向にあります。金森先生の「過程が大事」といわれていることを、私自身、新たな気持ちで視聴しました。常に心に留めている言葉です。

★M.Tさん

Ⅰ 子ども時代にどれだけ豊かな学びを体験し、どれだけ多くの友達と共感できたか等がとても大切で、それらが生きる力につながるということがわかりました。私たちの子ども時代にもこういう授業があってほしかったです。大人になってわかることが多く、本当に子ども時代の体験の豊かさが人格の基盤を作り、へこたれない強さを持つことができるのだと思います。親と子とのコミュニケーションも、現在は不足していますが、手紙を通して気持ちを理解しあえるのは、とても良いことだと思いました。また、親同士のコミュニケーションも生まれ、日本の子どもの理解もできるので、すごくいい方法だと思いました。

Ⅱ 「ありがとう、知己」の手紙を読んで、涙をこらえることができませんでした。弟の死から、一生懸いのち生きることの大切さを学び、前向きに生きていく姉の思いに感動し、小5なのに素晴らしい文章力に驚きました。こういうお手紙を、いま担当している5年生に読ませてあげたいと思いました。
「いのち」の授業で、「いただきます」は「いのちをいただきます」ということだと、鶏を通して学ぶことは聞いたことがありますが、鶏を殺さず、長生きさせるという方法でもいいんだと、今日知ることができました。今の世の中は、ちょっとした理由で人を殺してしまい、「いのち」の重さを理解できていない子が多いと思います。「いのち」の授業は、道徳だけではなく、いろんな教科を通してやっていく必要があると思いました。

Ⅲ 金森先生の授業のビデオを見て、とても理想的なクラスづくりだと思いました。子どもたちが、素直に自分の意見を言い、周りの子も共感して受け止めてくる、そういうクラスで育ったが、いじめ等、起こらないんだろうなと感じました。
 今、私は学習支援員をしていますが、担当しているクラスに、すべてをマイナス方向に考えてしまう子がおり、ちょっとしたことでも、クラスを飛び出して泣いてしまい、その子をなだめて教室に戻すまでにものすごく時間がかかってしまいます。どういう声かけをしたら、その子にとっていいのか、いつも迷います。ビデオを見て、もっと子どもたちのことを理解していきたいと思いました。

2016年9月 8日 (木)

教員免許状更新講習感想文-その3-

教員免許状更新講習の感想文、その3です。

★M.Tさん

Ⅰ 学級通信の中で、ありのままの子供たちの声をのせ、それに対する親の感想、ありのままを載せたことで新たに展開していく親子関係の深まり。先生の実践は、とても愛があり勇気がある取り組みだと感じました。これが教科外における生きる力をはぐくむ大切な力だと感じました。

Ⅱ 副読本を使って、毎回授業をしている私にとって、この実体験を通した「命」の授業は、目からうろこです。
 子供たちの心に響く企業とは、子供や保護者、周りの方々の本音の部分から始まり、いろいろ考えて、本音で話し合いながら作り上げていくものだと思いました。
 「いのち」の教育は、目に見て、感じ、心揺さぶられるいろんな人との出会いや、悲しみ、喜びの中から、きっと自分の生き方まで変える、大切な大切な授業なのでしょうね。感動しました。

Ⅲ 金森学級は、一人一人の子供たちを教師だけでなく、お互いが認め合い、学び合うクラスだと思った。
 それを作るには、問題を起こった時、みんなで話し合う、徹底的にしゃべる、お客さんを作らない。また、教室外に出て、子供の気持ちを開放していく、その中で笑顔があふれ、子供たちの感性も磨かれていくのだと思った。本当の学力は、コミュニケーション能力、人と人とのつながりから生まれてくる素晴らしい力だと思った。

★T.Tさん

Ⅰ 私の場合、まず学級の役員をなっている方々と連絡を密にして、学年行事や運動会や学芸会の協力を依頼し、他全員の保護者には、学級通信を通して依頼を拡げて、子供たちの活動がスムーズに行くように働きかけていました。男ですので、保護者との“飲みニュケーション”もとても大切に引いていましたが、いろいろなアイデアが出され、子供たちに間でできたものもありました。
 その点、先生の学級通信の深まりや広がり方、大変感動しました。

Ⅱ とてもすばらし「いのち」の教育だったと思います。まず、先生は、きちんと保護者に趣旨を説明なさってから子供たちと計画を立てて実践に移されました。途中、死んだ鶏が掘り返された時など、子供たちはショックだったと思いますが、6年理科の食物連鎖や、生と死というものについて一生忘れないような学習体験ができたと思います。

Ⅲ わくわくするような屋外体験、「いのち」の教育を根底に掲げ、自分も友達もみんな同じ価値観をもあったということか、子供たちにどうどう伝わっていき、子供たちが次第に明るく素直になりました。今の管理教育からすると、何自由で明るく、学級らしい、学校らしいのでしょうか!
 全国学力テストで、沖縄は少し順位が上がってきました。授業改善、教師が授業力を向上させるのはとてもよいのですが、補習、補習で心のゆとりが失われており、大変心配です。

★T.Yさん

Ⅰ 友に学ぶ、友と学ぶということが私にはすごくいい印象に残りました。先生のおっしゃっていました、本物の「人」との出会いが人間の成長、発達にとって欠かすことのできない条件であることを確認した。それが、人、出会いから今日的な課題に取り組む「学びの出発、深化のために、生きることは出会うこと」私も出会いをより深めていきたいです。私は、学校では特別支援学級担任です。これから、家庭、地域との連携をより深めていきたいです。

Ⅱ 「のれんに腕押しぬかにくぎ」という経験を私にもあります。私の原因も「文化の違い、高い文化では届かないが、彼らの文化に響くことが可能である」ということを学びました。それが、南中ソーランに感じました。
 鶏の件でも、子供たちが命について悩むことが、本当の食育だと思います。
 それを通して、地域の人たちは子供たちからエネルギーをもらっていることが、この学習で家族、地域、連携と協働になっていると思います。最後に、生徒さんの「人はだれでも死んで行くんだな」が印象的です。

Ⅲ 生徒さんの成長が、日々輝いていく姿にとても感動しました。この森学級では、クラスの全体の前で心の底から思っていることを涙を流し、声を詰まらせながら自分の言葉で思いを伝えることができる。素晴らしいが学級だと尊敬の念でいっぱいです。このVTRを見て日々、生徒、学級、そして教師も変化しなければならないと深く考えさせられました。私は反省でいっぱいです。あすからも実践で、生徒、クラス、教師、地域、学校が輝ける一員になりたいです。

★M.Aさん

Ⅰ 村末先生の講義の中で、小学校教員時代の教育実践をお聞きして、まさに生きる力の教育だなと思いました。私たち教師は、生きる力を育てるために意図的に人と人とのつながりをコーディネートすることが最も大事なことだと感じました。子供同士、子供と親、親と親、地域と子供と、そのつながりのなかからいろいろのものが生まれ、生きる力へとつながるのだと思いました。

Ⅱ 子供の心に響く、残る「いのち」の教育実践だと思いました。日々、忙しい教育現場で、どれだけできるか難しいところもありますが、の強化、道徳との関連を意識し、全体構想を考えることで、より意図的に学ばさせることができるのだと感じました。
 また、身近のゲストティーチャーの活用や、家庭との連携を密にすることで、より効果的な展開ができるのだなと感じました。
 これからも、目の前の子供たちの将来のことを考え、本当の意味の生きるを伝えていきたいと思います。

Ⅲ 金森先生の命の教育に感動しました。命の教育は、一人の人間が自分らしく輝いて生きる土台を作っているのだと思いました。また、学級経営の中では、いろいろの体験を通して生命の尊さや、友達同士のつながりを重要視して、人間の心をさらけ出し、お互い認め合う教育を実践しているのはすごいと思いました。競争社会の中で、いじめや自殺、いろんな問題がある中、日本の教育は見直す時期に来ていると思います。学校現場に戻ったら、まず、子供同士をつなげる教育を進めていきたいと思います。

2016年9月 7日 (水)

教員免許状更新講習感想文-その2-

 感想文のアップ、間が開いてしまいました。音声認識ソフトを使って文字おこししています。綴られている文章に、自分自身が鮮明にできていなかった部分があることに気づかされます。

★T.Mさん

Ⅰ 現在の教育ついては,様々な課題があり,暴力の低年齢化や児童虐待,また,教師のメンタルヘルスなど,厳しい現実をどうとらえるかが重要。

 文科省の途絶える「生きる力」は,10年のうちに力点が,変容しており,確立されているとは言い難く,今後も変わっていくだろう。時代が求めるものとの関わり方の工夫。
 その中で何をテーマとして,子どもたちに伝えていくのか,“出会いのコーディネート”“学びを整える”“家族をつなぐ”「視点」としての教育が大切。
 ※ 村末先生の子どもたちとの学級通信を通した実践には温かいものがあり感動しました。共有することの中から,自己肯定感を高め合っているように思いました。

Ⅱ 子どもたちと何を学んでいくかは,子どもの興味があることを,子どもの空間に近いものから始めることが大切。それを深めていくためには,保護者と地域の方々の理解が必要です。
 子どもたちと共に学ぶ教師の姿が,同じを深めていると思いました。筋書きにないドラマの中にこそ現実の学びが隠されており,心に残るのかもしれません。
 ※ どちらの実践を聞いているだけでは面白く,バイタリティーがあるないようでした。学びを通して子どもたちが自己理解,他者理解を深めている様子がよくわかりました。

Ⅲ 金森先生が,全力で子どもたちとかかわり,共同体を作り上げていく様子に大変圧倒されました。
 教育の基本は人間の土台を作ること,自分らしく生きることや,友達と心を通わせることの大切さに,少しずつ気付いていく子どもたち。先生が,人や自然と時間をかけてゆっくり向き合っていらっしゃる様子が印象的でした。問われているのは,大人社会であること,そのためにはどうしたらいいのか,何ができるかを考えていかなくてはならないと思いました。

★Y.Sさん

Ⅰ いま勤務している○○の□□小学校は,内地から来た人ともともと地元の方々との混ざり合った特有の学校です。
 運動会も子どもの演目よりも地域のものが多いくらいです。
 子どもたちは,親のどちらかがが一段とり,片親たっぷりと難しいところもありますが,やっぱりどこも変わらず子どもであると感じました。話を聞きながら,いつも浮かぶのは,□□の子どもたちでした。

Ⅱ 命を身近に感じることが大切だと思う。いつかは死ぬではなく,もし明日死ぬとしたらと考えると,人は今を大切にしたいと思えるのではないだろうか。

Ⅲ 人はどうして悩むのか,自分の考えと異なる時悩むのか。分からないとき悩むのか。私はだれのために悩むのか,悩む必要がそもそもあるのか。いろんなことが分からないまま流れていく。
 何をすればいいのかは,子どもと対峙して初めて見えてくる。その時に子どもに対し,手を差し伸べることができるのか。まだまだ齢が必要だと感じた。

★N.Kさん

Ⅰ 「生きる力」を育成するにはどうしたらいいか?を考えると,自分はいつも生命尊重や,自殺防止等の高騰が頭に浮び,それらを伝えれば,何とかなるのかなと思っていました。しかし,本日の実践例を強行して,人としてもっと根本的なことを,コミュニケーションをとり,人と共同し,共感を得て,そういったものを積み重ねることが「生きる力」を育むことなんだと思いました。「生きる力」=「命の大切さ」を問うというわけではなく,日常の生活の当たり前の出来事を,生徒に実感させることが大切だと理解しました。

Ⅱ 「生きる力」を指導するとき,学習指導要領などで「共に感動し…」や「互いに共感できる…」などといった体験を促すように文言を目にします。この言葉を聞くと,「とても感動する話・体験を準備しなくては」と思ってしまいます。しかし,講義の中であったように,「身近なものから」という積み重ねが大事だと思いました。西村知己君の話はとても感動的なものですが,おそらく何の積み重ねもなく単発で彼の話をしても,生徒は「先生,急にどうした?」,「感動的だけどそれで?」というようにとらえてしまうと思います。身近なものから少しずつ生徒に伝えていくべきなんだなと思いました。

Ⅲ ビデオを見て,金森先生は,それに生徒を見守っているなと感じました。おそらく,生徒を「見ている」だけではあのような生徒の小さな変化に気づくことはないと思います。「ただいじけているだけ」と見逃してしまいそうな場面も「どうしたのかな」「何があったのかな」と見守っていることで築けたのではないかなと思います。実践された教育内容も生徒が活き活きとしていて,見ていてとても気持の良いものでした。

★T.Iさん

Ⅰ T家で起こった卵事件を通しての実践が心に残った。Sさんが書いた作文を学級に広げて考えるという方法は,自分でも思い浮かぶ実践であるが,Sさんの作文,それを受けての級友の考えを学級通信に載せ,各家庭にも広げる実践がすごいと思いました。きっと多くの家庭でも,この事件を通した親子の会話が広がり,様々な思い,考えを共有し,それぞれの生きる力になっていく実践だと思った。また,保護者同士が,この事件をきっかけにつながっていたという点からも,とても素晴らしい実践だと思った。

Ⅱ 「ありがとう,知己」の実践では,手紙を読ませて感想を書くというだけでなく,作文のタイトルは何か?という深い思考伴わせる活動にしているのがとても良いと思った。
 種子島の子どもたちの話では,教材は,子どもたちの興味関心の高いものを活用した方が効果的だということを改めて実感した。また,期待される相手にこたえようとするが,こちらが何も期待していなければ,何も変化はないということも改めて実感した。
 鶏の実践は,各教科と結びつけ,一つのテーマで学校活動全体をまとめているとても素晴らしい実践だと思った。

Ⅲ 金森先生の子どもと真正面から向き合う実践がすごかった。授業をさぼった子どもが,「これからは嘘をつかない」という発言をした時には,「嘘をつかない人なんていない。母ちゃんには嘘をつくだろう。それでも信頼関係はあるだろう。」と,きれいごとではなく,子どもたちに世の中の真理を伝えていた。
 いじめなどもなくならないのは,「問われているのは大人」だとおっしゃっていた。大人(教師,親,地域の大人)が,本当に「生きる」ことを考えていかなければ,「生きる力」を育てていけないと思った。

2016年9月 1日 (木)

教員免許状更新講習感想文-その1-

Menkyo2016 今年度、初めて教員免許状更新講習を担当しました。選択必修科目「『生きる力』を育む教育実践と学校、家庭並びに地域の連携及び協働」です。講義の主な内容は、次の通り(4コマ目は、講義のふり返りとテストです)。

◆第Ⅰ講:日常の学級づくり(主として教科外)における家庭、地域との連携と協働
 1.「生きる力」を捉え直す
 2.連携と協働を進め・活かす学級づくりの方法

◆第Ⅱ講:教科・道徳等における「いのち」の教育と家庭、地域との連携と協働
 1.荒れた小学6年生の実践~「ツッパリ文化」の教育力と家庭、地域の協働
 2.「総合」での実践~カリキュラム・マネジメントも意識して

◆第Ⅲ講:学校と家庭、地域との連携および協働のための具体的課題
 1.「いのち輝いて~金森学級の2年間」(石川テレビ制作1998)
   視聴を通してのディスカッション
 2.文献(お薦め実践記録)紹介

 今日から、何回かに分けて、講義毎に書いてもらった受講者のみなさんの感想文を紹介していきたいと思います。受講者のみなさんには、学びの成果の「共有」ということで、読んでいただけるとうれしいです。

★T.Hさん

Ⅰ わたしが先生になった時という詩は、大学生のころに出会い、感動して今でも時々思い出しながら「初心忘れるべからず」ということで、自分を常に反省する材料としています。基本法の1条の中の人格の完成を目指すとあるが、その人格形成は、やはり生きる力を身につけさせるということで、連携・協働が必要。コミュニケーション能力が失われるような「もくもく~」は、考えないといけないと感じた。

Ⅱ 「命を考える」ということを、紙面だけでなく、一つの命に関わり育ててその期間があるから、愛情も芽生え、子供達が本当に考え討論して決めて行く。まさに何を学んだか?ではなく、どう学んだか?という新学習指導要領にそった取り組みであると思う。この取り組みが実践できたのも、地域の人の協力があってこそであり、こどもたちにとって上下横の人たちの関わりだけでなく、斜めの関係もとても教育に対して重要な意味があると思います。

Ⅲ 子どもの頃に人生の土台となることが学べるということは、今後の生き方に大きな影響を与えると感じた。社会が変わり、親や大人に余裕がなくなることで、そのストレスもあると思うが、子どもへの関わりが少なくなっている昨今、学校の直接生徒に接する教師が意識して、いのち、生きることの素晴らしさを共に学んで行くことが大事だと思った。学力向上への指導が多くなり、息苦しい現場の中、どう両立して行けばいいのかと再び考えさせられた。

★N.Hさん

Ⅰ 「生きる力」をはぐくむ取り組みを行う時、「生きる力」の定義を文科省が出しているが、時とともに変容している。文科省の「生きる力」の定義を理解することは大切であるが、これからも変容するであろう定義より、自分自身生きて行く中で「生きる力」とは何かを自分なりに持つことも大切であると感じた。また、村末先生の学級通信によって出合い、出会いをコーディネートした実践を通して、視点としての教育を行うことにより、人と人とつなげ、感動を共感できると感じた。また、教師の仕事が教え子を通してその次の世代にも自分の考えが伝わって行くことの責任の重さも感じました。

Ⅱ まず、南中ソーランへの取り組みで、荒れた6年生のクラスを立て直す時、色々の取り組みを行ったことに先生の熱意を感じました。しかし、取り組みが必ずしも実を結ぶとは限らず、その子たちに会った方法が必要だということを、など南中ソーラン節の事例からわかりました。また、子供達が自分が必要とされていることの大切さ、保護者を巻き込んでの指導の大切さ、地域に発表することで得られる子供達の達成感を感じることの大切さを感じました。
 鶏を育てることによる実践では、あまり触れたくないいのちを育て実際に食べるという実践から、保護者とのやり取り、地域との関わりが筋書きにならないドラマを生んでいたことに感動しました。

Ⅲ 金森先生の授業を見て、子供達と向き合う姿勢に感心しました。町中に出て歴史を学ぶ授業では、集合場所におくれた生徒に対する愛情を、子ども自身が感じられるように、また心配してくれるのも同じグループの意見が合わなかった生徒との関わりを感じさせるなど、一つの失敗から人との関わりについて教えていたと思う。
 障害のある子どもと、健常者の集まりである金森学級の子供達が、最後は一体感を持てるまでに信頼し合って、卒業できたことも子供達にとってはかけがえのない体験だったと思った。

★M.Kさん

Ⅰ Hさんの話、Sさんの話。どちらも感動しました。小学生の頃に、自分がこんな経験や思いをしたことができないのでうらやましく思いました。生きることを考えるというより、戦争など平和教育が多く、学校もいじめが多発していても見ないふりをしていた先生達ばかりだったので…。
 現在、保育所勤務なので、授業をすることはないし、まだ会話のキャッチボールもできない子どもたち相手ですが、「生きる力」を教える方法として土台となる自然の中での様々な体験はさせてあげることができるので、海に連れて行ったり、山を登ったり、泥だらけになって遊んだりは、これからもたくさんさせてあげたいと思いました。保護者とは毎日連絡ノートを使っての交換日記のようなものができていますが、保護者同士となるとできていないと考えさせられました。

Ⅱ 答えのある学習をして学力を伸ばすことも大切かもしれませんが、子供たちと先生と地域で協力して、一つのことからいろんな教科に発展させて学ぶことは、子供たちも興味を示しやすくなるし、先生、地域の人も予測しないことが起きて、考えたり学んだりも子供たちと一緒にできるのでいいことだなと思いました。家庭や地域との連携はもっと難しくて、取り組みにくいことのように感じていましたが、話を聞いていて、自分の考え方は違うな、もっと楽しくできることだなと思うようになりました。

Ⅲ 子供のことを真剣に考え向き合い、信頼して接しているのがすごくわかりました。わたしもそんな先生に出会いたかった…と思っても、今から小学校にはいけないので、これからは自分が出会えてよかったと思われる先生になりたいです。教育に正解はないので、金森先生がビデオの中でもされていたように、今起きている事象を題材にして、今考えるべきこと、今必要なことを考えて子供たちと真剣に向き合えたらなと思います。保育所の子供たちも、まだ小さいからいいではなく、しっかり愛情を注ぎ、必要な時には真剣に怒り、またそれを理解して任せてもらえる保護者との関係を築きたいです。

★K.Tさん

Ⅰ 村末先生の用意していただいた資料の量と内容に驚きと感謝です。初めて免許更新講習を受講するので、やや身構えていたところがあったのですが、楽しく受けることができました。そうそう、出席も新鮮でした。
 「生きる力」といった時に、わたしは数学を教えているものですから、やはり「定義」が気になるのです。そこで、講義でもありましたが、この10年間で変遷しているということ、そして上に振り回されるのではなく、自前の授業実践が大切なんだということが心にのこりました。
 90分の講義もつながりがあって、とてもよかったし、教育実践の「卵を温める」話も感動しました(涙が出ました)。

Ⅱ 1校時に引き続き、2校時も実践についてでした。村末先生が、種子島で奮闘した話で、かなり勉強になりましたし、共感しました。
 荒れた子ども達とどう向き合うのか、先生の実践を聞いていて思ったのは、「色々と試すこと」が大切なんだということ。今までやってきたことは通用しない時、どうするか。生徒の実態に会った実践を模索する話はとても参考になりました。
 「いただきます」の実践。このような実践やエピソードはよく聞きますが、実際にやった人の話を聞くのは初めてで、とても勉強になりました。生の実践はやはり心に響きますね。また一つのテーマを掘り下げて実践するやり方も参考になりました。先生の「方向付け」も素晴らしいと思いました。

Ⅲ 冒頭、金森先生が生徒に対し、「わからないから学校へ来てるんだ。できないから来てるんだ。たくさん恥をかこう。だからまずわたしが恥をかきます」といって歌おう歌うシーン。印象的でした。わたしも高校生によく同じような話をします。わからないといって投げ出すのではなく、考えることが大切です。
 さて、ここまできて思うのは、小、中の体験型学習を、高校ではどう生かしているのか、大学では?社会では?と考えさせられました。高校ではかなり学力一辺倒のような気がします。ちろん生徒も、親も、社会も、学力を身につけ大学へ進学することを主眼においているので仕方ないかもしれませんが…(今後のわたしの課題)。
 20年前の映像ではあるが、今も変わらない教育の原点があると思いました。ありがとうございました。

2017年4月
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本日の1枚

  • ウォーキングで見つけたもの 2017
 /05/11
    日々の教育実践、わたしのくらしの中から、最も心に残った場面を切り取って紹介していこうと思います。

初めてみた光景・風景・撮っと景

  • もみじのたね
    世の中便利になりました。これまでは、びっくりするようなシーンに出合っても、言葉でしか伝えられないことが多かったのですが、持ち歩く携帯電話でパチリと写しておけば、画像を見ながら話せます。 このアルバムは、わたしが出合った初めての風景を紹介したいと思います。あくまで、わたしが初めて見た風景ですので、「知ってるよ」ということもたくさんあるかも知れませんが…。

お薦め教育本

  • ‘人間と性’教育研究協議会編: 新版 人間の性の教育 全6巻
    子どもたちの事実を見つめ、そのニーズに応える性教育の実践。「どこでもだれでも取り組める性教育」をめざして、理論と実践を分かりやすくまとめてある。
  • 種村エイ子: 「死」を学ぶ子どもたち
    種村先生の出前「いのち」の授業。光栄にも、執筆協力させていただいております。
  • 金森俊朗: いのちの教科書
    わたしの目標とする教師の一人・金森俊朗さん。実践構想の土台の広さ、子どもを見つめる視点の豊かさと確かさ…。教師として生きるものに、エネルギーを与えてくれます。
  • 金森俊朗: 希望の教室
    金森先生の実践づくりの発想・方法が、具体的な授業実践を通して学べる。

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